コラム

食

セーフな飲酒量、アウトな飲酒量

Posted on 2018.4.15

【セーフな飲酒量、アウトな飲酒量…】2018年4月の『Lancet』に掲載された英国ケンブリッジ大学の研究によると、アルコール類を飲み過ぎると、脳卒中、動脈瘤、心不全などのリスクを高めることがわかり、1週間に摂取する安全な飲酒量の合計の上限は、純粋なアルコール量で週合計100㏄、アルコール度数4~5%のビールに換算すると500㏄の缶ビール4本、日本酒だと4合(720㏄)、ワインだとグラス7杯(800cc)程度だということです
この調査は世界19か国、約60万人の健康と飲酒習慣について解析した結果によるものです。
昔から酒は百薬の長と言われ適正な飲酒は心血管病のリスクを低下させますが、飲む量によっては毒にもなるわけです。今回の研究結果によると、週に純粋なアルコール量の合計が200㏄以上(500㏄の缶ビール20本、日本酒8合程度以上)を飲むと平均余命が1~2年短くなり、週に純粋なアルコール360㏄以上(を飲むと4~5年も平均余命が短くなるということです。百薬の長が命取りになる量まで飲み過ぎないように注意しましょう!(自戒を込めて翻訳)
【出典】Angela M Wood et al. Risk thresholds for alcohol consumption: combined analysis of individual-participant data for 599 912 current drinkers in 83 prospective studies. The Lancet, 2018

page back

Profile

photo

健美塾リーダー
宇山 恵子(うやま けいこ)

京都府立医科大学特任教授、東京医科歯科大学非常勤講師。大学卒業後、新聞社、広告会社で医療・美容・ダイエットなどの取材を担当。英語とフランス語を生かし、海外アンチエイジング情報の翻訳、取材も行う。現在は医療・美容ジャーナリスト、ヨガインストラクター、書道講師、メノポーズカウンセラーの視点からもアンチエイジング情報を発信中。