コラム

性と生殖

テレビを見すぎると精子が減る!

Posted on 2013.2.16

 





テレビを視聴する時間が長い男性は、テレビを見ない男性に比べて精子の数が少ないことが、ハーバード大学公衆衛生学大学院の研究者らの報告として、2013年1月のBritish Journal of Sports Medicineに掲載されました。



研究では18歳~22歳の222人の男性を対象に日常生活でのテレビやDVDの視聴時間、運動時間と運動の強度などについて3か月間調査を行いました。最終的に189人が回答し、77.4%が非喫煙者、58.4%がBMI25%未満、81.5%が泊人、平均年齢は19.6歳でした。



結果を分析すると、1週間のテレビ視聴時間は14時間、運動時間は8.25時間でした。さらに被験者の平均の精子の量は53 x 106/mLで、もっともテレビをよく見る男性が最も精子の量が少なく、24 x 106/mLでした。



またテレビをよく見るグルプ、普通に見るグループ、あまり見ないグループの3つに分類して分析した結果、テレビを普通に見るグループは14%、あまり見ないグループは44%も、よくテレビを見るグループよりも精子の量が多いことがわかりました。



この結果について、研究者らは、テレビを見ることで身体活動の量が低下して、運動不足に陥っていることが、精子の減少と関係しているのではないかと分析し、テレビを見ている合間に冷蔵庫にビールを取りに行くぐらいでは運動にならないと警告しました。




Br J Sports Med doi:10.1136/bjsports-2012-091644

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Profile

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健美塾リーダー
宇山 恵子(うやま けいこ)

医療美容ジャーナリスト
オールアバウトアンチエイジングガイド

東京医科歯科大学特任講師。大学卒業後、新聞社、広告会社で医療・美容・ダイエットなどの取材を担当。海外アンチエイジング情報の取材・原稿執筆が得意。老人介護の現場で書道講師としても活躍中。2018年現代書作家協会展臨書部門「大賞」受賞。王義之、空海、橘逸勢などの臨書を中心に作品制作を行う。