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肥満

太るのはニオイを想像する能力が高いせい?

Posted on 2015.7.9

phm06_0013-s太っている人の方が、より正確に食べ物のニオイを想像する能力が高く、これによって食欲が増してしまう可能性があると米国エール大学の研究者らが、2015年7月に開催される第23回米国摂食行動研究学会で報告されました。

この研究では、被験者にポップコーン、クッキー、焼き立てのパンなどの食品の写真と、バラの写真などの食品ではないものの写真を見せて、その匂いを想像させ、その能力とBMIの相関性を調べました。

その結果、BMIがより高い人の方が、食品・非食品に関係なく、画像からニオイを想像する能力が高いことが明らかになりました。

研究者らは、視覚から受ける臭覚の感覚が鋭敏なために、写真を見ただけでも、ニオイを感じることで、より強い食欲を感じて、結果的に過食を起こし、体重増加や肥満になってしまうリスクが高いのではないかと分析しています。

Greater Perceived Ability to Form Vivid Mental Images in Individuals with High Compared to Low BMI. BP Patel, K Aschenbrenner, D Shamah, DM Small.
23rd Annual Meeting of the Society for the Study of Ingestive Behavior

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Profile

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健美塾リーダー
宇山 恵子(うやま けいこ)

医療美容ジャーナリスト
オールアバウトアンチエイジングガイド

東京医科歯科大学特任講師。大学卒業後、新聞社、広告会社で医療・美容・ダイエットなどの取材を担当。海外アンチエイジング情報の取材・原稿執筆が得意。老人介護の現場で書道講師としても活躍中。2018年現代書作家協会展臨書部門「大賞」受賞。王義之、空海、橘逸勢などの臨書を中心に作品制作を行う。