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孤独が心臓病や脳卒中のリスクを高める

Posted on 2018.4.1

孤独が心臓病と脳卒中のリスクを高めることが明らかになり、2018年3月の「Heart」という科学雑誌に掲載されました。この研究は、2007年~2010年に実施された英国バイオバンクの調査の一部で、40~69歳までの約48万人を7年間追跡調査した結果によるもの。7年間の間に12,478人が死亡し、5731人が初発の心臓発作を起こし、3471人が初発の脳卒中を起こしました。年齢、性別、人種などを調整して分析した結果、社会的孤立や孤独感が1.5倍、脳卒中のリスクを高めることが明らかになりました。研究者は、社会的に孤立している人や孤独感を持つ人は、喫煙率も高く、うつ病の発症も多いことなども影響し、急性心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まっていると考えられるため、社会的孤立や孤独感が危険因子の1つであることを社会的に広めていく必要性が明らかになったとしています。

Christian Hakulinen, Laura Pulkki-Råback, Marianna Virtanen, Markus Jokela, Mika Kivimäki, Marko Elovainio. Social isolation and loneliness as risk factors for myocardial infarction, stroke and mortality: UK Biobank cohort study of 479 054 men and women. Heart, 2018

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健美塾リーダー
宇山 恵子(うやま けいこ)

京都府立医科大学特任教授、東京医科歯科大学非常勤講師。大学卒業後、新聞社、広告会社で医療・美容・ダイエットなどの取材を担当。英語とフランス語を生かし、海外アンチエイジング情報の翻訳、取材も行う。現在は医療・美容ジャーナリスト、ヨガインストラクター、書道講師、メノポーズカウンセラーの視点からもアンチエイジング情報を発信中。