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幸せを感じながら運動すると健康効果が高まる

Posted on 2016.8.21

気乗りしないのに、スポーツクラブで運動したり、無理強いされて走ったりすると、せっかくの運動による健康効果が低下してしまうので、要注意! 

ドイツ南西部のアルベルト・ルートヴィヒ大学フライブルグ校の研究によると、面倒くさいとか、いやいやながら運動を行うよりも、満足感や幸福感を感じながら運動すると、心理的なストレスも軽減して、運動の健康効果が高まることが明らかになり、2016年8月の『Journal of Behavioral Medicine』で発表されました。

この研究は、18歳~32歳までの男女76人を2つのグループに分けて、30分間の自転車こぎ運動をさせました。

①のグループには、サイクリングの健康効果を称賛する話やビデオを運動前に見せ、②のグループには見せませんでした。

その結果、サイクリングの健康効果を説明したグループの方が、より脳波が安定していることが明らかになり、さらに実際にも①のグループの方が不安感もなく、気分良く自転車こぎ運動を楽しめたことが明らかになりました。

研究者らはこの結果について、運動する際には、義務感や強制で、不安や苦しみを感じながら運動させるのではなく、より楽しくリラックスして心理的なコンディションを整えて運動することが、健康効果を高めるためには重要だと指摘しています。

Hendrik Mothes, Christian Leukel, Han-Gue Jo, Harald Seelig, Stefan Schmidt, Reinhard Fuchs. Expectations affect psychological and neurophysiological benefits even after a single bout of exercise. Journal of Behavioral Medicine, 2016

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Profile

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健美塾リーダー
宇山 恵子(うやま けいこ)

医療美容ジャーナリスト
オールアバウトアンチエイジングガイド

東京医科歯科大学特任講師。大学卒業後、新聞社、広告会社で医療・美容・ダイエットなどの取材を担当。海外アンチエイジング情報の取材・原稿執筆が得意。老人介護の現場で書道講師としても活躍中。2018年現代書作家協会展臨書部門「大賞」受賞。王義之、空海、橘逸勢などの臨書を中心に作品制作を行う。