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肌トラブルの原因はやはりストレス

Posted on 2014.9.1

af9980024634ストレスによって肌の状態が悪くなることは、いろいろなところで言われ続けていますが、私たち人間が常にいろいろなストレスにさらされているために、その因果関係を科学的に立証するのは、難しいことです。アメリカのコーネル大学医学部が行ったマウスを用いた実験によると、ストレスによって皮膚の炎症が起こり、肌の外観を悪くしている可能性があることが2014年8月のアメリカ皮膚科学会のプレスリリースとして発表されました。

これは、アトピー性皮膚炎や酒さ(慢性の炎症性疾患で、顔に赤いぶつぶつや、小さな吹き出物、毛細血管の拡張などがみられる症状)など、皮膚が炎症を起こしやすい遺伝子を持つマウスに、ストレスの負荷をかけたときとかけなかったときを比較したもの。実験の結果、慢性的にストレスをかけたマウスは皮膚の炎症が悪化していました。

こ の結果について研究者らは、皮膚の慢性炎症には、皮膚にある神経や血管内皮細胞から炎症を引き起こす神経伝達物質が放出されることで皮膚の炎症が起きる可 能性があるため、神経系と皮膚の炎症を引き起こす回路を特定し、そこで炎症物質の放出を抑制したり、神経回路をブロックすることで、肌トラブルを予防・改 善できる可能性があると述べています。

"Reducing stress may help lead to clearer skin."  American Academy of Dermatology, 7 August 2014

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Profile

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健美塾リーダー
宇山 恵子(うやま けいこ)

医療美容ジャーナリスト
オールアバウトアンチエイジングガイド

東京医科歯科大学特任講師。大学卒業後、新聞社、広告会社で医療・美容・ダイエットなどの取材を担当。海外アンチエイジング情報の取材・原稿執筆が得意。老人介護の現場で書道講師としても活躍中。2018年現代書作家協会展臨書部門「大賞」受賞。王義之、空海、橘逸勢などの臨書を中心に作品制作を行う。