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高強度インターバルトレーニング(HIT)の健康効果

Posted on 2014.11.3

高強度インターバルトレーニング(HIT)の健康効果が注目されています。これは、ウォーキング中に早歩きやダッシュを入れるなどで、ゆるやかな運動の中 に激しい運動を加えることで、通常の運動よりも短時間で健康効果を獲得することができ、忙しい人や運動嫌いな人、気が短い人などに向いている健康法と言わ れています。

イギリスのジョン・アバーティ大学の研究で、週に2回、6秒間の全速力自転車ペダリング運動を、休憩を入れながら10回行うことで、血糖値が安定し、糖尿病のリスクが低下することが明らかになり、2014年7月の『Biology』で発表されました。

こ の研究は、男性3人、女性11人の平均年齢42歳、BMIが24~29の糖尿病リスクが高い健常人に対して、週に2回、6秒間の全速力自転車ペダリング運 動を、休憩を入れながら10回行ったグループと、何も運動をしないグル―プに、経口ブドウ糖負荷試験を受けてもらい、血糖値の低下のようすを比較した結 果、HITを実行したグループの方が有意に血糖値の低下が早く見られ、血糖の処理が早く正常に行われているということがわかりました。

この結果について、研究者らは、HITで通常の運動よりも、効率的に骨格筋を使うことで、グルコースクリアランス(体内での血糖の処理)が円滑に行われるようになるからではないかと推察しています。

食後に「ぐうたら」するより、腹八分で小走りに仕事に戻る…これが理想なんですね…。

"High Intensity Training Improves Health and Physical Function in Middle Aged Adults." Simon Adamson, et al. Biology 2014, 3(2), 333-344

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Profile

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健美塾リーダー
宇山 恵子(うやま けいこ)

医療美容ジャーナリスト
オールアバウトアンチエイジングガイド

東京医科歯科大学特任講師。大学卒業後、新聞社、広告会社で医療・美容・ダイエットなどの取材を担当。海外アンチエイジング情報の取材・原稿執筆が得意。老人介護の現場で書道講師としても活躍中。2018年現代書作家協会展臨書部門「大賞」受賞。王義之、空海、橘逸勢などの臨書を中心に作品制作を行う。