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性と生殖

007のマンパワーの秘密? キルトで下着なしのスコットランド男性の精子は元気が良い!

Posted on 2013.4.24





 



007シリーズ最新作「スカイフォール」はスコットランドのハイランド地方の地名で、007の生まれ故郷であり、映画のクライマックスシーンの場所でした。



007シリーズを世界的なヒット映画にした立役者ショーン・コネリーは、スコットランド人であり、エリザベス女王からサーの称号も授与されていることも、

良く知られています。



 



ところでこのサーの称号の授与式に、彼がスコットランドの民族衣装キルトで正装して現れたことはよく知られています。



 



このキルトは通常スカートタイプのタータン柄であり、基本的には下着を着けないのが正式だということです。



さて、こうした下着なしでキルトを着用しているスコットランド男性は、精子の質が良く受精能力も高いことが、オランダ・エラスムス大学メディカルセンターErwin Kompanje博士らがScottish Medical Journal 2013年2月号に発表した研究で明らかになりました。



博士らはスコットランドの気温と男性の服装、および精子形成、受精能力に関する研究論文を複数分析しました。



博士らは近年の男性不妊増加の一因として、窮屈な下着とズボンの着用がもたらす睾丸の過熱があるのではないかと考え、下着を着用せず(現在でもスコットランド男性の70%はキルトの下に下着を穿かない)、自然な放熱に任せているスコットランド男性の精子が、元気が良い可能性が高いと考え、いくつかの研究を分析しました。



その結果、メタ分析ではキルトを着用することで、精子の質が以前よりも向上する治療的効果や、無作為抽出による実験での変化について、統計的な有意さは見出せませんでしたが、精子の質の良さと受精能力の高さについての効果を明らかにしている研究が、複数見いだされました。



博士らは、窮屈な下着とズボンは睾丸の温度を3.5度 も上昇させ、健康な精子の形成にマイナスであることも分かったこと、またキルトは睾丸の温度を自然に保つと同時に着用している男性に、自由と男らしさを強 く感じさせるという心理的効果もあるので、女性にとっても魅力的に見える効果をもたらすことなどから、さらに詳しい研究が必要ではあるが、子供の欲しい男 性にはキルトはおすすめ(!)であるとしています。



Scottish Medical Journal 2013年2月号

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Profile

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健美塾リーダー
宇山 恵子(うやま けいこ)

医療美容ジャーナリスト
オールアバウトアンチエイジングガイド

東京医科歯科大学特任講師。大学卒業後、新聞社、広告会社で医療・美容・ダイエットなどの取材を担当。海外アンチエイジング情報の取材・原稿執筆が得意。老人介護の現場で書道講師としても活躍中。2018年現代書作家協会展臨書部門「大賞」受賞。王義之、空海、橘逸勢などの臨書を中心に作品制作を行う。