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10分程度の軽い運動(ヨガや太極拳)で記憶力が改善する

Posted on 2018.9.26

カリフォルニア大学アーバイン校と筑波大学の共同研究によると、健常な若年成人においても、

ヨガや太極拳などの軽い運動を短期間行うだけで、脳の短期記憶を司る海馬とその周辺領域野の活性を高め、記憶力を改善することが明らかになり、2018年9月24日号の『Proceedings of the National Academy of Science』で発表されました。


この研究は、健常な若年成人36人に、10分程度の軽度な運動を行わせて、運動後に脳のf-MRIを撮影し、脳のメカニズムに対する軽度な運動の影響を調べたものです。その結果、軽度の運動が海馬(の歯状回)と記憶処理に関する皮質領域が活性されることが発見され、記憶の形成と処理を行う領域の能力の向上が確認できたということです。


研究者らは今後、今回の結果を元に、高齢者の認知機能の維持、認知症の予防や治療に運動がどの程度効果があるかを検証していくと述べています。


Kazuya Suwabe, Kyeongho Byun, Kazuki Hyodo, Zachariah M. Reagh, Jared M. Roberts, Akira Matsushita, Kousaku Saotome, Genta Ochi, Takemune Fukuie, Kenji Suzuki, Yoshiyuki Sankai, Michael A. Yassa, Hideaki Soya. Rapid stimulation of human dentate gyrus function with acute mild exercise. Proceedings of the National Academy of Sciences, 2018

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健美塾リーダー
宇山 恵子(うやま けいこ)

医療美容ジャーナリスト
オールアバウトアンチエイジングガイド

東京医科歯科大学特任講師。大学卒業後、新聞社、広告会社で医療・美容・ダイエットなどの取材を担当。海外アンチエイジング情報の取材・原稿執筆が得意。老人介護の現場で書道講師としても活躍中。2018年現代書作家協会展臨書部門「大賞」受賞。王義之、空海、橘逸勢などの臨書を中心に作品制作を行う。