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朝8時半の朝食で血糖値を改善

美容老化食

Posted on 2021.9.10

朝8時半より前に朝食を食べると、1日の血糖値が安定し、インスリン抵抗性が低くなることが、2021年3月に開催された米国内分泌学会年次総会で発表されたノースウエスタン大学の研究で明らかになりました。この研究は10575人の成人を対象に行われた調査結果によるもので、1日の食事の時間と食事の内容、健康調査などを分析したもの。その結果、朝食、昼食、夕食の間隔が短いほど、インスリン抵抗性が高いことがわかりました。さらに、食事の間隔に関係なく、朝8時半より前に食事を食べたほうが、インスリン抵抗性が低くなることが明らかになりました。この研究結果について「食事の間隔よりも、食事を摂るタイミングが代謝により強く影響を与えていることが明らかになり、研究成果を食事療法や生活習慣病予防に役立てたい」と述べています。

【出典】ENDO 2021,. "Eating before 8:30 a.m. could reduce risk factors for type 2 diabetes: Intermittent fasting study finds eating earlier was associated with lower blood sugar levels and insulin resistance."