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なぜ上手くいかない!ダイエット失敗の4つ理由!

美容肥満

Posted on 2013.1.9


 
 
 
何か困難なことを成し遂げようとするためには意志の強さも必要ですが、正しい方法を選び適切なプロセスで継続的に行うことが成功のために大切なことはスポーツでもビジネスでも勉強でも同様です。

ところがなぜかダイエットに関しては玉石混交のさまざまな情報が飛び交いそれに惑わされて次々方法を変えてはそのたびに失敗し、結局意志が弱いのだと自分で納得してしまい、周囲からは「やっぱりデブは根性が無い」などと陰口を言われてしまいます。

肥満の克服が国を挙げての課題となっている米国では多くの研究機関と研究者が肥満対策に取り組んでいますが、イリノイ州ロヨラ大学で栄養学と体重管理のスペシャリストとして肥満に取り組んでいるJessica Bartfield博士はロヨラ大学のニュース・リリースを通じて減量できない人々がダイエットに失敗する4つの理由を明らかにしています。

1.食べているもののカロリーを少なく見積もる

彼らは、場合によっては専門家でさえ多くの場合毎日摂取している食品や料理の量や成分を正しく把握できずにカロリーを実際よりも過少に見積もっていること。

2.生活の中での消費カロリーや運動での消費カロリーを過大に評価してしまう。

運動によって減量するためにはかなり激しい運動を毎日継続しなくてはいけませんが、軽い運動やわずかな時間のジョギングでかなり多くのカロリーを消費しているつもりになっていることが多い。万歩計などを使用して正しく測定することが大事。

3.食事のタイミングや回数がよくないこと

空腹を我慢して結果としてドカ食いしてしまうことが最悪であるにもかかわらず、そうしてしまいやすい。起床1時間以内に健康的な朝食を取り3-4時間内に健康的な食品を少しだけ間食し5時間以上空腹にしないことが血糖値や代謝を適正に保つ秘訣。

4.睡眠が乱れて不適切であること
6時間以下の睡眠は食欲刺激ホルモンであるグレリンの分泌を促し、高カロリー食品への欲求を増加させることが知られています。さらに睡眠不足はストレスホルモンの分泌も促しそれが体重増につながることも研究から確認されています。

博士は正しい知識を身につけてそれを実践し、習慣とすることが大事であるとしています。

News Release by Loyola University Health System