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ザクロは関節と肌をサポートするフルーツ

美容

Posted on 2013.12.2

ザクロは関節と肌の老化を抑制する成分を多く含んでいることが、米国ロードアイランド大学の研究で明らかになり、2013年9月の科学雑誌「Chemo-Biological Interactions」に掲載されました。私 たちの肌や関節は、老化をはじめとするさまざまな要因によってダメージを受けると、皮膚の組織の中にあるMMP(マトリックスメタプロテアーゼ)という酵 素の働きが活発になります。活発になったMMPは、関節のコラーゲンや、皮膚の奥にあって、はりや弾力に欠かせない真皮層のコラーゲンやエラスチンを破壊 して、関節炎を起こしたり、皮膚を老化させます。今回の研究では、ザクロに含まれる「プニカラギン」という成分が、MMPの働きを阻害し て、コラーゲンの破壊を防ぐ働きがあることが明らかになりました。さらに動物の実験では、ザクロの「プニカラギン」によって、関節炎を起こした動物の炎症 を緩和したことも明らかになりました。
Jean-Gilles D, Li L, Vaidyanathan VG, King R, Cho B, Worthen DR, Chichester CO 3rd, Seeram NP.  “Inhibitory effects of polyphenol punicalagin on type-II collagen degradation in vitro and inflammation in vivo.”  Chem Biol Interact. 2013 Sep 25;205(2):90-9.