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【食】習慣的なジャンクフードのながら食いを減らす方法!

Posted on 2011.9.17

food米国・南カリフォルニア大学のDavid Neal教授らが、Personality and Social Psychology Bulletin 2011年8月22日オンライン版に発表した研究で、習慣的で無意識にしてしまうジャンクフードのながら食いを減らす方法が明らかにな りました。
教授らは肥満の原因の一つに、テレビや映画を見ながら、ポップコーンやポテトチップスなどを、ついつい無駄に「ながら食い」してしまうことがあるとして、そうした無駄なカロリー摂り過ぎの原因ともなる「ながら食い」の実態と、制限方法について実験研究しました。
最初の実験では、映画を見ながらポップコーンを食べる習慣のある人と、そうした習慣のない人に、できたてのポップコーンと一週間前に作られて湿気たまずいポップコーンを持って映画を見てもらい、どのような違いがあるかを調べました。
実験の結果、映画を観るときにポップコーンを食べる習慣のない人は、湿気たまずいポップコーンよりも、できたてのポップコーンを多く食べましたが、いつも ポップコーンを食べる習慣のある人は、出来たてのポップコーンでも一週間前の湿気たまずいポップコーンでも同じ量を食べており、味を気にしていないことが わかりました。
教授によればこの結果は、映画を観るという状況が続く限り、無意識に食べ続けるように脳内での結び付きが強く形成されていることを示しており、いわゆるカウチポテトはこうした現象の一つとして説明できるとしています。
次 に全く同じ状況の実験を、今度は被験者が食べる際に利き手を使えないようにして実施しました。実験の結果、利き手を使えない場合は、どうしても食べる際に 意識して手を使わざるを得ないため、そのことが無意識の自動化した習慣を妨害して、ポップコーンを食べる習慣のある被験者でさえも、今度はまずいポップ コーンを食べる量が減少しました。
この結果から、「ながら食い」の習慣があり、過食になりがちな人は、利き手を使わないようにするなど習慣が形成されて、無意識の行動パターンになっていることを妨害することが、簡単で効果的だとしています。