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空腹でもないのに食べるのは体に毒!

Posted on 2016.1.4

gum07_ph01111-s「お昼だから、お腹が空いてないけれど、とりあえず食べておこう」「お腹がいっぱいだけど、おやつのお菓子をもらったから食べなくては・・・」という「お腹が空いていないのに食べる」という行動は、体に毒だということが明らかになりました。
米国コーネル大学の研究によると、空腹でないときに食べるのは、体に悪く、健康を害してしまうリスクが高いことが明らかになり、2015年12月の「Journal of the Association for Consumer Research」で発表されました。
この研究では、45人の健康な大学生を対象に、お腹が空いているときと、空いていないときに、それぞれ炭水化物が豊富な食事を食べてもらい、それぞれの食後の血糖値を測定しました。
その結果、空腹でもないときに食べた場合、空腹時に食べたときよりに比べて、顕著に血糖値が高くなってしまうことが明らかになりました。研究者らは、血糖値の急激な上昇は、体にダメージを与え、さまざまな生活習慣病を引き起こすリスクがあるため、研究者らは、食事は空腹を感じてから食べるように心がけるように注意を喚起しています。
Cornell Food & Brand Lab. "Let hunger be your guide: Eating when we are not hungry is bad for our health." Journal of the Association for Consumer Research, December, 2015