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屋外で過ごす時間が長いほど近視になりにくい

その他

Posted on 2016.12.3

教育を受けた期間が長いほど、近視になるリスクが高まることが以前の研究で指摘されていましたが、今回のイギリスの研究によると、教育を受けた期間に関係なく、屋外で紫外線(UVB)に曝露された時間が長いほど、近視になりにくいことが明らかになり、2016年12月の『JAMA Ophthalmology』に発表されました。

この研究は、2797人を対象として、血液検査、眼科検診、インタビュー調査を行ったヨーロッパでの複数の研究結果を分析したもの。

特にこの傾向は14歳~19歳の思春期、および20~39歳の若年成人期に顕著に見られました。

研究結果で注目されたのは、血液中のビタミンDの濃度やビタミンDの代謝に関する遺伝子変異の有無は、結果に影響を与えておらず、血液中のルテインの濃度が高い人ほど、近視になりにくいことも明らかになりました。

http://jamanetwork.com/journals/jamaophthalmology/fullarticle/2588252