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【ライフスタイル】10月1日からのタバコ値上げで禁煙する人53.3%。最も禁煙挑戦意向が高いのは沖縄県、最も低いのは奈良県

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Posted on 2010.9.24

ILLUSION inc10 月1日から実施されることが決まっているタバコの値上げで、一気に100カートンも買いだめしている喫煙者のようすがニュースで紹介されたりしています。 今回のタバコの値上げをうけて、禁煙すると答えた人は53.3%。最も禁煙挑戦意向(禁煙しようという気持ち)が高いのは沖縄県の63.5%、次いで福島 県と佐賀県の62%、最も低いのは奈良県で45%でした。
今回はほとんどのタバコが100円以上という大幅な値上げが実施されます。これを 受けてファイザー株式会社が全国47都道府県在住の9400人にインターネット調査を実施。その結果、今回のタバコの値上げ額が高いと感じている人は 92.5%で、増税前に禁煙すると回答した人が52.8%。一方で増税しても禁煙しないと回答した人の理由は「本数を減らすことで対処する」が32.2% でした。
このアンケートの結果を県別に分析すると、禁煙する自信が最も高いのが宮城県で61.5%、最も低いのが徳島県の35.6%。受動 喫煙防止条例が施行されている神奈川県は、タバコを吸いづらいと感じている割合が85%と全国で2番目。ニコチン依存症の割合が最も高いのが沖縄県の 75.5%、最も低いのは宮城県・神奈川県の60.5%、ニコチン依存症について実際に医療機関に相談したのは5.9%と、禁煙外来などに行く喫煙者は、 まだまだ少ないのが現状です。
ちなみにWHOが定めたニコチン依存症の診断基準によるチェック項目のうち、3つ以上に該当する場合はニコチン依存症が強く疑われます。
Q1.喫煙したいという強い欲望、あるいは強迫感がある。
Q2.喫煙の開始、終了、あるいは喫煙量を自分でコントロールすることが困難である。
Q3.禁煙や節煙にともない、イライラや集中力の低下などの離脱症状が出現する。
Q4.耐性(量がだんだん増えていくこと)が認められる。
Q5.喫煙のため、それにかわる楽しみや興味を次第に無視するようになり、喫煙している時間が長くなる。
Q6.明らかに有害な結果が起きているにも関わらず、依然として喫煙する。