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【ビューティー】写真うつりを良くしたいなら「左側の顔」がベスト!

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Posted on 2012.5.17

hidarigao写真を撮るときにどちら側の顔がきれいに写るのか、迷うところですが、米国ウエイクフォレスト大学のKelsey Blackburn博士、 James Schirillo博士らが 2012年4月20日付のExperimental Brain Researchオンライン版に発表した研究によると、男女の差や年齢に関係なく、顔の右側を写した写真よりも、左側を写した写真の方が、写真を見た人により好印象を与えることが明らかになりました。
私たちは他人の感情を顔の表情で読み取ることができますが、これは人間の顔の筋肉が高度に発達したことによって、アクティブで印象的な表情をつくることができるようになったからだと言えます。また西洋の画家たちが左側の顔を見せた肖像画を多く残しているのも注目に値します。
そこで研究者らは、左側の顔写真と右側の顔写真によって、見た人に認識の違いがあるかどうかを調べました。実験に参加した被験者たちは、白黒の男女の顔写真を見せられました。顔写真は左側、右側、双方向から撮影されたもの、そして左右を反転したものが準備されました。それぞれを見た被験者たちが最も好印象を与える写真だと選んだのは、左側の顔写真でした。
この結果について研究者らは、人の左側の頬がより感情豊かに動き、見た人にとって審美的にも好ましく見えるというこの研究の結果は、左の頬を感情に従って動かす指令を出しているのが右脳であり、右脳はイメージ記憶やパターン認知を司っているため、より表情豊かに左の頬を動かすことができるのではないかと分析しています。