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肥満、高血圧を招く睡眠不足

病気

Posted on 2009.6.23

 
 
米コロンビア大学が1万8千人のデータを分析し、平均睡眠時間4時間の人は、7~9時間の人に比べて73%も肥満と判断される割合が高いことが判明。

睡眠不足は食欲を抑える「レプチン」というホルモンの分泌を低下させて、食欲を強める「グレリン」の分泌を増やすのが理由と考えられます。

また睡眠中にはビーマルという脂肪細胞の分裂を促進する遺伝子が働きますが、ビーマルを持たないマウスは皮膚がベタつき、寿命も短いという報告もあります。

シカゴ大学が平均年齢40歳の578人を対象に行った研究によると、睡眠時間が1時間少ないと高血圧になる確率が37%高まるそう。高血圧は酸素や栄養を全身に運ぶ血管の壁を傷つけ、動脈硬化を起こす原因になります。

睡眠不足は高血圧、肥満、脂質代謝異常などを起こして、内臓を写す鏡ともいわれる肌の状態にまで悪影響を及ぼすことが考えられます。