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【ライフスタイル】肥満と糖尿病からは歩いて逃げよう!

病気肥満運動

Posted on 2011.1.22

arukuオーストラリアのメルボルンにあるMurdoch Children's Research Institute のTerry Dwyer博士らが行った研究によると、1日2千歩、約1マイル多く歩くことで、BMIを0.16減らすことができ、さらにインスリン感受性を2.76高 めることができることが、British Medical Journal のオンライン版で発表されました。
この研究は、タスマニア州に住む糖尿病ではない男女592人を2000年から2005年にわたり観察した研究の結果で、被験者の平均年齢は、男性が51.4歳、女性が50.3歳でした。
被験者は、実験スタート時点または実験進行中に、男性57.4%、女性36.9%がBMI値25以上の過体重、そのうち男性の17.7%、女性の16%が BMI値30以上の肥満者でした。さらに全体の65%が、運動量が少なくほとんど座りきりの生活で、64.5%は実験期間中に歩数が減りましたが、 35.5%は増えました。
この調査の結果を分析した結果、一日千歩ずつ、歩数が増えることで、0.08ほどBMIが減り、0.15cmほど ウエスト-ヒップ比が減ります。インスリン感受性は、千歩ごとに1.38単位ずつ上昇(改善)しました。この傾向は、歩数が増えれば増えるほど上昇してい ることも明らかになりました。
肥満と糖尿病にならないためにも、自分自身で歩いて、病気から遠ざかりましょう。