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ブルーライトで老化が加速

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Posted on 2022.9.26

PC、TV、LED照明、スマホ、タブレットなどが発する「ブルーライト」によって、老化が加速することがショウジョウバエを用いた米国オレゴン州立大学の研究で明らかになり、研究内容が2022年8月の「Frontiers in Aging」で紹介されました。

この研究は、高エネルギーの青色光がショウジョウバエの老化を加速させる原因となる理由を理解するために、青色光に 2 週間さらされたハエの代謝産物のレベルを、完全な暗闇に置かれたハエの代謝物と比較しました。

その結果、ブルーライトにさらされるとショウジョウバエが短命になり、脳機能を活性化する「グルタミン酸」のレベルが低下したことを発見しました。

今回の結果について研究者は、日常的なデバイスからブルーライトを過剰に浴びることによって、皮膚や脂肪細胞から感覚ニューロンまで、体のさまざまな細胞に有害な影響を与える可能性があり、今回の研究でも、過剰なブルーライトへの露出を避けることが、良いアンチエイジング戦略である可能性があることを示唆していると述べています。

【出典】 "Chronic blue light leads to accelerated aging in Drosophila by impairing energy metabolism and neurotransmitter levels", Front. Aging, 31 August 2022