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チョコレートを食べる罪悪感と体型への不満

心理美容

Posted on 2009.5.26

 
フランストゥールーズ大学ラシェル・ロジャース博士が、アメリカ心理学会年次総会で行なったポスター発表によると、若い女性がチョコレートを食べたくなり、それに関して罪悪感を感じている場合、摂食障害の何らかの要素を持っていることを示唆しました。

調査はトゥールーズ大学の255人の女子学生を対象に行ったもので、チョコレートに関する以下の3つの質問カテゴリーについて解答してもらい、自分の体型に関するイメージや満足度、体重と身長、BMIを測定しました。

①「チョコレートを食べたいとよく考える」などチョコレートへの関心
②「チョコレートのことを考えないようにしようとする」などチョコレートを避ける態度
③「チョコレートを食べたあと罪悪感を感じる」など、チョコレートに関する罪悪感

この結果、「チョコレートを食べてしまった罪悪感と、自分の体型への不満」の間に関係性が強く、特に、チョコレートを食べたい欲求が強く、食べてしまったあとに罪悪感を感じる人は、自分の体型への不満が特に強いことが考えられるそうです。

この研究結果については、「罪悪感とマイナス思考」の関係性を示唆するものとしての評価が高く、ロジャー博士は、「罪と報酬は、行動を決定する時の重要な要素だと思います」と語っています。

Primary source: American Psychiatric Association
Source reference:
Rodgers R, et al "Chocolate craving, uncontrolled eating and body dissatisfaction: exploring the ambivalence model" APA 2009; Abstract NR5-050.