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片付け上手な人と散らかす人の違いって?

心理

Posted on 2014.11.10

掃除や収納や片付けに関する新聞雑誌の記事やベストセラー本が続出するほど、物にあふれる時代にキレイに整理整頓して生活することは難しいようです。私もその一人ですが…
フ ランスのソルボンヌビジネススクール(IEA Paris)などの研究者によると、片付け上手な人と、散らかしっぱなしの人の違いは、「元の場所に戻せるか戻せないか」という簡単なことができるかどう かに関係していることが判明し、2014年10月の『Journal of Consumer Research』で発表されました。
この研究では、被験者たちの居住空間の写真を撮影して、その写真を見ながらさまざまな質問に回答してもらい、その結果を分析しました。
そ れによると、部屋が乱雑で汚れている人ほど、「使ったものを元の場所に戻す」というルール意識に乏しく、片付けをする際には、大ざっぱに「着るもの」「お もちゃ」と、第1段階だけしか分けないのに対し、部屋が整理整頓されて、片付けが上手な人ほど、「使ったものを元の位置に戻す」というルールをしっかりと 守り、さらに片付けをする際に、より細かくものの仕分けを行っており、例えばおもちゃであれば、シリーズやセットごとのように、第1段階、第2段階…と細 かくに分けて収納していることがわかりました。
研究者らは、毎日の片づけ習慣について理解することで、対象者がキレイに掃除された家でな いと落ち着かない人(掃除しないことに罪悪感を感じる)、散らかった家でないと我が家に思えない人(罪悪感を感じずに散らかった環境で生活できる)…とい う性質を理解する上で役に立つと述べています。
Delphine Dion, Ouidade Sabri, and Valérie Guillard. "Home Sweet Messy Home: Managing Symbolic Pollution." Journal of Consumer Research: October 2014