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ウォーキングにはランニングと同等の心臓病予防効果あり!

運動

Posted on 2013.4.12

 
 
 

健康志向が高まるわが国ではウォーキング愛好家が中高年層だけでなく青年層にも拡大する一方、ファッショナブルなランニングウェア姿の女性ランナーを目にすることも多くなりました。

ラ ンニングもウォーキングも有酸素運動であり心肺機能を高めるだけでなく生活習慣病予防など、さまざまな健康上のメリットがあることは良く知られています。

ウォーキングはランニングよりも運動強度が低いため、高齢者でも行えるというメリットがある一方で、強度が低いため、その健康上の効果はランニングよりも 少ないのではないかと考える方も多いかもしれませんが、ウォーキングによる心疾患関連リスクの低減効果は、ランニングと同程度であることが、米国・カリ フォルニア州にあるローレンス・バークレー国立研究所のPaul T. Williams博士らがArteriosclerosis, Thrombosis and Vascular Biology 2013年4月4日オンライン版に発表した研究で明らかになりました。
 
博士らは米国内のランナー33.060人とウォーカー15.945人から得られた健康データと運動との関係を詳しく分析しました。

6年間に渡るデータを分析した結果、時間ではなく距離を基準にして換算したエネルギー消費量が同じ場合のウォーキングとランニングのリスク低減効果は、高血圧症、高コレステロール血症、糖尿病、冠動脈疾患に関してほぼ同等であることが分かりました。
 
そしてウォーキングもランニングも距離が長いほど上記のリスク低減効果が拡大することも明らかになりました。
 
博士らは今回の結果を踏まえて、人々が将来の健康への投資としてウォーキングかランニングか継続しやすいものを選んでぜひ実践して欲しいとしています。
 
Arteriosclerosis, Thrombosis and Vascular Biology 2013年4月4日オンライン版