コラムColumn

新し外国語を学んぶと脳細胞の働きが活発になる

Posted on 2014.12.31

phm11_0483-s米国ペンシルベニア州立大学の研究によると、外国語を学ぶことで、脳細胞のネットワークが活発に働くようになり、脳に良い刺激を与えていることが明らかになり、2015年2月号の『Journal of Neurolinguistics」に掲載される予定です。
こ の研究は、39人の英語を第一言語として話す人のうち、半分に新しい言語の学習を6週間続けてもらいました。残りの半分は何もしませんでした。6週間後の 脳の状態をMRIで調べてみると、新しい言語を学んだグループの人の脳に、より活発な脳細胞間のネットワークがあることが明らかになりました。
この結果について研究者は、新しい言語を学ぶことが、脳に良い刺激を与えていることが、科学的にも明らかになったと述べています。
Jing Yang, Kathleen Marie Gates, Peter Molenaar, Ping Li.  “Neural changes underlying successful second language word learning: An fMRI study.”  Journal of Neurolinguistics, Volume 33, February 2015, Pages 29-49.