取材Report

炎症再生学会@京都

Posted on 2013.7.3

炎症再生学会@京都。「細胞死と視細胞の貪食」京都大学長田重一先生の発表。私たちの細胞は毎日30~100億個が死滅して新しい細胞に入れ替わります。いつまでも死滅しない細胞ががん細胞。アポトーシスがうまく制御されないと、がん、自己免疫疾患などを引き起こします。私たちの体が健康であるための細胞の品質管理に欠かせない細胞死アポトーシス)を制御しているものは何か?アポトーシスを起こした細胞の表面にはフォスファジルセリンという物質が出てきて、これがシグナルとなって死細胞を食べるマクロファージが集まって来ます。そしてその背景にはさらに複雑な仕組みがあることが長田先生の発表で報告されました。難しかったけど、興味深かった!!この学会は、かなり難しいですが、本当に勉強になり、最先端の研究報告が目白押しで、目が離せません!